餅は餅屋
Jun 04, 2026
今年に入ってから徐々にではあるが、会社のバックオフィス機能を強化してきた。
一番大きかったのは顧問税理士の入れ替え。創業当初から何期か見てもらっていて不満もなかったが、税務だけでなく財務・会計を見てもらえる人に今回入ってもらった。すでに3か月ほど続けていて、主に資金繰りの部分での助言や可視化されるものが多くて助かっている。
次に顧問弁護士の導入。当初、契約書作成くらいは生成AIでいけるんじゃない?と思ってたが結局無理だった。加えて、税理士を変えるだけで判断の精度がここまで上がるのかと実感したこともあり、同じことが法務でも起きるはずだと踏んで、思いきって入ってもらうことにした。まだ今月からだけど、受発注の契約周りを綺麗にするところから始めている。
顧問を選定する過程で、ひとつ線引きを思い直した。自分が門外漢の領域については、専門家とホットラインを設けた上で、自己学習のツールとしてAIを使う。今のところはこの線引きが良いと思っている。
これは自分にも跳ね返ってくる話で、編集者としての仕事を高度化するためにAIとできることは多い。ただ、今まで他職種に発注していたものを自分とAIで担えるかと言えば、おそらくそうではないのだろう。試行錯誤した時期もあるけど、商用レベルではまだ厳しいなというのが正直なところだった。
もっとも、今の仕事は編集だけではない。経営にこそリソースを費やすべきだという話もあって、その経営判断をAIに預けていいのか、何を手元に残すべきか、見極めが自分には難しい。それが過渡期特有のものなのかは分からない。ただ、今は少なくとも生の経験と知識を自分に蓄積させていくことを優先すべきなのだろうと思う。AIとだけ壁打ちをして何かを決めた気になっていては、いつかしんどい未来に進んでしまいそう。