今年のはじめごろ、AWSのDCがドローン攻撃を受けて、UAEとバーレーンのリージョンが長く止まった。今月に入ってからは、ロシアのYandexのDCがウクライナのドローン攻撃で炎上した。DCが物理的に狙われるのは、もう珍しい話でもなくなってしまった。国内のクラウドでも、DCそのものがランサムウェアの被害に遭い、データの取り出しや復元が困難な事例も出てきている。
会社のファイルはほぼすべてGoogle Workspaceにのみ置いている。どこかで何重にも複製されているはずだし、普段使うぶんには困らないが、Workspaceそのものが止まったり、何かの拍子にデータがロストしたりする可能性はゼロではないと思いはじめた。
そこでバックアップ先を探し、手軽さと値段でS3 Glacier Deep Archiveに決めた。AWSでいちばん安い保管庫で、取り出すのに半日から2日かかる。そのかわり保管料は1TBでも月1ドル程度。攻撃されたのはAWSなのに、とは思うが、どこか一箇所が絶対に安全ということはないので、Googleとは別の場所に複製データを置いておくことにした。
Workspaceにはドライブを中心に1TB近くのデータが溜まっている。初回のアップロードは6時間ほどで終わり、費用も数ドルで済んだ。気をつけたいのは取り出すときで、全部を手元に戻そうとすると転送料などで1〜2万円ほどかかるらしい。
しばらくは月1回のペースでバックアップを回していく。今は一箇所のリージョンにのみ保存しているが、物足りず、別の地域へのコピー保管を考えることもあるのだろうか。事業を続けるための備えは、ほかにも少しずつ足していきたい。今回のことで何か間違っていたら、こっそり教えてください。



